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低学年の文章題 

小学校の低学年で扱われている文章題を取り巻く状況について見てみましょう。

現在、公立の小学校の算数の時間は週に3時限です。低学年では、計算の習得に充てる時間が多くなるので、文章題を習得するために充分な時間があるとはいえない状況です。

低学年で扱われている文章題は、情報の関係のとても単純な問題がほとんどです。また、単元毎に学習しますので、足し算の単元なら足し算、引き算の単元なら引き算を使うことが、子供たちにも予想できてしまいます。つまり、とりあえず、問題文にある数字を短絡的に使って、単元で判断して式をたててしまっても正解してしまうというような問題がほとんどです。

このような解き方で正解を続けてしまうと、情報を整理して、線分図をかくどころか、問題を丁寧に読む必要すらないと思ってしまうかもしれません。これでは、文章題の3ステップなどはおろか、「考える」と言う習慣すらつきません。

高学年になって、情報の関係が複雑になり分からなくなる生徒は、難しくなったことでわからなくなったのではなく、はじめから分かっていないことが多いように思います。

そこで、家庭学習がとても大切になると思っています。低学年で扱う簡単な問題から、文章題の3ステップの(Ⅰ)、(Ⅱ)を分けて考えることを意識させ、ステップ(Ⅰ)として線分図をかくようにしていくと、文章題を解くための基礎ができていくと思います。

四則の学習を終えて、小数・分数に本格的に入る前の小学校3年生という時期が、とても良い時期であると思っています。小学校では、小数・分数の世界に入ってまもなく、文章題も複雑なものになります。それは、子供たちにとって、ハードルが二つ並んでいることになるのです。整数の世界のうちに、ある程度、情報の関係が複雑なものの対応について演習しておくとよいと思います。



 

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by math90 | 2005-10-22 23:48 | 文章題
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