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スランプ

小学校6年生のMちゃんは、明るく元気な女の子です。今年の4月から通塾しています。初めての塾通いとのことでしたが、応答もしっかりして、理解もはやく、宿題もキチンとしてくるので、すぐに小学校の標準的な問題は難なくクリアできるようになりました。

休憩時間には、遠足の話、習字の話、お兄ちゃんの話、テレビの話など、楽しそうに話をしてくれて、とても順調な状況でした。そこで、夏期講習を機に、さらにMちゃんの力を伸ばそうと、少し難しい教材で進めることになりました。担当も学生講師にかわりました。

それから3ヶ月、Mちゃんの様子がおかしいと、再び、私の担当する曜日に戻ってきました。Mちゃんは難しい教材に頑張って取り組んでいました。が、声にはりがなく、顔につやがありません。学習中の姿勢も悪く、問題は解けているのに、「できない」、「わからない」を連発しています。

どうやら、Mちゃんは、難しい問題で、すっかり自信を失ってしまったようです。今までが、120%理解していたので、80%の理解では不安で仕方が無いのでしょう。初めて、自分の力以上のものを要求され、戸惑っているのかもしれません。

人の成長は、それほど簡単でも、単純でもありません。進んだり戻ったりの繰り返しです。あせりは禁物です。時には立ち止まり、待つことも必要でしょう。ひとまず、Mちゃんは、標準的な問題に戻すことにしました。算数嫌いになってしまっては、取り返しがつきませんから。

「成長するということは、壁につき当たる時もあるということ」そして、「その壁は自分で乗り越えなければならないこと」に、生徒たちが気づくまでには、時間がかかります。ましてや、自分で壁を作ってしまうことが、一番厄介な問題であるということに気づくまでには、相当の時間が必要でしょう。

Mちゃんの、本当の意味での学習はこれからです。あせらず、でも、あきらめず、継続しけていけば必ず成長につながることを、算数を通して学習しほしいと思っています。




 
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by math90 | 2005-10-30 01:17 | 教育・子育て理念
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