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by math90
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特別な関係

一般的には、小中学校の算数・数学は、方程式に代表されるように、問題を解いて答えを求めること、と捉えられていると思います。確かに、問題を解くために解き方を考えることが、算数・数学では大きな部分です。

一方で、数学という「学問」は、対象となっているものの関係を考える学問と思っています。高校の数学に入ると、「解く」ことより「関係を考える」部分が多くなってきます。方程式も「等しい」という特別な関係に着目しているというわけです。

このような数学の考え方を、小学校でふれる機会が「比例」であると思っています。生徒たちには、ぜひ「比例」を学習する際に、関係について考えることを意識してもらいたいと思っています。

比例の学習をするとき、まず、比例していないものの例を考えるとよいと思います。勉強時間と成績、年齢と身長、食べる量と体重、電車の駅の数と運賃、など。携帯の通話時間と料金でも、割引があるので比例しないね、などと話はつきません。世の中には、密接な関係があっても、比例しないことの方が多いことに気づいてほしいからです。

それゆえ、比例という関係はとても特別な関係であること、特別な関係だから学習する意味があることを、理解してほしいと思っています。

次に、比例しているものの例として、1つ80円の飴の個数と値段の関係などの表を延々と書いてみるとよいと思います。
e0017757_1118240.jpg

この表から、読み取れることはなにか。自分の手を動かして考え、そこから比例の特別さを理解してほしいと思います。




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by math90 | 2005-11-05 11:09 | 小学校の算数
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