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by math90
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記号の言葉 

文章題を数学的に読むには、もう一つ大きなポイントがあります。

<例題4>
みちこさんの身長は138cm、よしこさんの身長は143cm、けいこさんの身長は125cmです。3人の身長の平均は、何cmでしょうか?


この問題は、情報の関係を考えなくても、すでに、3人の身長の情報と、求めるものの関係が明らかになっています。それは、「平均」という言葉があるからです。

日常で使用する「言葉」は、1つの言葉に色々な意味を持っています。それが味わいのある文章を作り出すのでしょう。ところが、算数・数学で使う「言葉」の中には、意味がただ1つに定義されているものがあります。

たとえば、日常使用している「距離」という言葉には、「長さ、隔たり、開き、離れている」などの意味があります。ところが、数学で使用する「距離」と言う言葉は、2つの間の「最短距離」と定義されています。「点と直線の距離」といえば、「点から直線におろした垂線の長さ」と決まっているのです。

これらは、言葉ではなく「記号」と考えるとわかりやすいかも知れません。記号の言葉は、前後の文脈から意味を読み取るのではありません。関係を考える必要もありません。既に関係が1つに決まっているのです。

例題4の「平均」も、この記号の言葉です。これは、
   (平均)=(すべての合計)÷(個数)
と決められています。文章題の中で、この記号の言葉が見つけられないと、どうしてよいのか分からなくなってしまいます。

まず、記号の言葉が使われているかどうかをチェックすることは、文章題を数学的に読ための、もう一つのポイントとなると思います。




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by math90 | 2005-11-09 12:33 | 文章題
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