ご来訪ありがとうございます。
by math90
カテゴリ
プロフィール目次 ゆとり教育 ニュース 教育・子育て理念 小学校の算数 文章題 割合 中学受験の算数 中学校の数学 高校の数学 数学一般 その他 ロジック作品集 以前の記事
2010年 01月2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
その他のジャンル
|
定義
定義、定理、公式。数学でよく使われる言葉ですが、その意味を小学校では、詳しく学習されません。けれども、算数を初等数学と捉えたとき、この考え方は基本になってくると思いますので、少し取り上げようと思います。 「定義」とは、「ただ1つに決められた用語の意味」です。それぞれの人が1つの用語を別々の意味に解釈していると、議論がかみ合わなかったり、1つであるはずの結論が複数になったりするおそれがあります。そこで、1つの用語に対して1つ意味を共通認識として決めます。そして、このように決めることを「定義する」と言います。 上記の「『定義』とは、『ただ1つに決められた用語の意味』です。」という一文で「定義」と言う用語が定義されたことになります。 数学では、様々な用語が数学的に定義されています。たとえば、日常使用している「距離」という言葉には、「長さ、隔たり、開き、離れている」などの意味があります。ところが、数学で使用する「距離」と言う用語は、2つの間の「最短距離」と定義されています。「点と直線の距離」といえば、「点から直線におろした垂線の長さ」と決まっているのです。 定義は決められたことなので、たとえ、分かりにくい定義や難しい定義でも、先に進むために、覚えることが必要になります。定義は「正確に覚えること」が大切です。そして、定義を「正確に覚えること」は、教育のなかで否定されているような暗記とは、区別して考えてほしいと思います。 参考 → 新しい概念を学習するとき
by math90
| 2006-02-20 00:23
| 数学一般
|