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計算ミス
計算ミスの多い生徒は、だいたい、次のような状況が多いです。 (1)字が雑で、自分で書いたものを読み違える。 小学生では、0と6、1と7、=(等号)と:(比の記号) 中学生以上では、bとf、bとh、qと9、2乗の2が大きすぎ などはよくあるパターンです (2)計算の途中の式を書かずに、暗算で片付けようとして、 結果間違える。 (3)式の転記ミスや、簡単な足し算、引き算で間違える。 (4)計算の工夫をしていないので、無駄な計算が多い。 一口に計算ミスと言っても、単に「注意しなさいよ」では、解決しません。まず、ミスの内容をチェックするとよいと思います。 (1)、(2)の場合は、少し時間がかかっても、とにかく丁寧にやらせることが大切です。だた、字が乱暴で、雑であることを修正するのは、本人にとっては大変労力がいるようで、とても嫌がります。また、暗算が得意な生徒が途中の式を書くことには、本人にとっては不本意なので、かなり抵抗します。しかし、このままでは限界があることを示し、根気よく言い続けるしかないようです。 (3)は集中力の問題です。計算問題(勉強全般に?)に取り組む姿勢の問題です。ケアレスミスと言って安易に考えないほうが良いでしょう。早いうちい直しておかないと、癖になり、高校生になっても苦労することになります。集中して取り組ませ、集中力の使い方を訓練します。 (4)は、工夫すれば、計算が「ラク」であることを、まず体感させ、工夫を自ら意識するようにもっていけるとよいです。ただ、小学校レベルでは、工夫を必要とするような、複雑な計算はほとんどないので、これは中学受験対策になります。
by math90
| 2005-07-20 01:45
| 中学受験の算数
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