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算数の苦手な中学受験生 ~砂糖水の濃度~

我が家の娘は、数年前、中学受験をしました。娘は、私とは正反対の文学少女で、算数は大嫌いです。小学校4年生から大手中学受験塾でお世話になっていましたが、算数は私が随時フォローしていました。

初めての、食塩水の濃度の単元のとき、ビーカーの絵の中に食塩の山を書き、まずは基本となる「どのような場合でも食塩の量を中心に考えればよいこと」を理解させました。まずまずの感触でテストに向かわせましたが、テストに出題されたのは、食塩水ではなく、砂糖水でした! 娘は、濃度の問題には手を出しませんでした。

紅茶にお砂糖を入れるときと、りんごにつける塩水を作るときでは、溶け方が違うから、濃度の求め方も違うと思った」というのが娘の自然な発想でした。

これは、「応用力が無い」と言うべきでしょうか? このとき、私は、娘のような物の見方・考え方も、決して悪くないなあと思ってしまいました。

いろいろなことにこだわる娘は、「観察」がとても得意です。作者の気持ち添って考えることも得意です。歴史の流れにもとても興味を示しました。文章を書くことも大好きです。最後まで、算数はボチボチでしたが、無事志望校に合格しました。


物事を見る角度は人それぞれです。算数・数学的に考えるのが、どうしても受け入れなれない子どももいます。受験という競技のなかでは、「嫌い」で済ませることはできないかもしれませんが、時が経てば、「嫌い」も「苦手」も、それはそれで、個性の一つになるでしょう。

中学受験は総合力です。最後には、教科の能力だけでなく、体力、気力も大きなポイントになります。12才というのは、まだまだ成長の途中です。苦手教科を嘆くのではなく、無理をせずに、得意なことを大いに伸ばして、その子どもにとって自然な発想を大切にしてあげられるという形が理想的な中学受験と思いますが・・・
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by math90 | 2006-06-05 14:39 | 中学受験の算数
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