ご来訪ありがとうございます。
by math90
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30


地球深部探査船 「ちきゅう」

e0017757_22171614.jpg


地球深部探査船「ちきゅう」の乗船見学会に行ってきました。

「ちきゅう」は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の調査船の一つです。その名のとおり、地球内部の掘削調査を行うために建造されました。世界で初めて、海底から7000mを掘りぬいて「マントル」(※)へと到達できるそうです。地球深部の地質試料を分析することで、地球環境の変動の仕組みを理解することができるとのこと。まるで、映画のようなお話です。


「ちきゅう」は、2005年7月に完成し、約2年の操船および掘削の訓練の後、これから本格的な探査活動に入るとのことです。

船上には、大きな掘削設備がありました。船の中央部に掘削やぐらが立ち、その後ろにたくさんのドリルやパイプ、クレーンがありました。船内には、採取された地層サンプルを分析できるように、磁気シールドルーム、X線CTスキャナーなどを備えた研究室がありました。微生物分析のための装置もありました。


実際に見学してみると、海底7000mの地球深部まで掘る掘削技術はもちろん、採取した試料の分析技術、掘削孔を利用した観測技術、船と水深4000mの1点を繋ぎ続けることができるという造船技術、操船技術など、とにかく「すごい」の一言でした。

子どものころにあこがれた宇宙は、今や現実のものとなりました。次は、地球の内部に迫るわけです。「未踏の領域」に対する人間の探究心は尽きません。その情熱と多大なる努力が、科学技術の発達を支えているのがわかりました。


私が見学したときは、一般の見学者がほとんどでしたが、是非、中学生や高校生が、ゆっくり見学するチャンスがほしいと思いました。最先端に触れることは、きっと彼らの心に強く響くと思います。

そして、彼らが今、日々学校で学んでいることのはるか先端が、紛れもなく「未踏の領域への探査」にも繋がっていることに気づいてほしいと思います。





e0017757_22174559.jpg
      提供 海洋研究開発機構(JAMSTEC)

   詳細についてはコチラ → 「ちきゅう」情報発見サイト





(※) 「マントル」とは、固体でありながら流動する不思議な物質で、大陸の移動、大規模な火山活動などで、その姿を変え続けている原動力といわれています。人類はまだマントルそのものを直接手にしたことはありません。(「ちきゅう」情報発見サイトより)

[PR]
by math90 | 2006-06-15 22:13 | その他
<< 残暑お見舞い申し上げます 説得力のある姿 >>