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「“家庭回帰”する父親たち」 

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  「“家庭回帰”する父親たち」
小学生の子どもを持つ親をターゲットにした「キッズ雑誌」が人気を集めている。発行部数は合わせてこの一年で約300万部。子どもによる事件や不登校、ニートの問題など子どもを巡る問題が増える中、30代の団塊ジュニアの世代を中心に起きている父親の「家庭回帰」現象が背景にある。   ~(中略)~
父親の役割をどう果たせばよいのか、仕事と家庭の両立をどう図るのか、模索する父親の苦悩を追う。
       ( 9月21日(木)放送 「NHKクローズアップ現代」より )

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これまでの日本は、子育てに於いて、父親が参加せず母子密着が強く、父親に対して、家庭への回帰が求められてきました。そのような中で、子どもによる凶悪犯罪や、ニート・引きこもりの問題から、昨今、親の役割について悩む父親が増加したとのこと。孤立する母親、あるべき姿が分からない父親、家族のあり方が多様化している中で、親のあり方とは何なのかを問う内容でした。



確かに、最近の書店では、以前なら、「マネー」、「車」、「株」などの見出しの雑誌が並んでいたビジネスコーナーに、「子ども」「教育」「学校」などの見出しが、目に付くようになりました。

番組では、子どもとの関わり方に不安を感じ、このような育児情報誌を参考にされている方、子どもへの適切なアドバイスの仕方に悩み、グループで勉強会をしている方々などが、紹介されていました。

皆さん、熱心で、よいお父さんばかりでした。父親が、子育てに関心を持つことは、とても素晴らしいことと思います。ところが、皆さん、なにか自信なさげに見えてしまいました。

「子どもとの接し方が分からない」のは、父親に限ったことではありません。家庭で常に子どもと接している母親でも、教育現場にいる教師でも、子どものことが分からない時期や不安な状況は、多々あると思います。

どんどん成長し、変化していく子ども達との接し方は、きっと、どんどん変わっていくものと思います。子育てをするということは、その変化に対し、親自身が、悩み、考え、行動し、失敗したり、やり直したりする、その模索している姿を子ども達に見せること、でもあるような気がします。


この10年で、家族のあり方、子どもたちを取り巻く環境も、激変してきました。けれども、子育てと教育の現場にいる私には、子どもたちは、昔と変わりなく、親(大人)をよく見ていると実感しています。「親の背中を見て育つ」という言葉は、まだまだ生きている言葉と思います。

子どもとの会話が減って悩んでいる親の姿を、子ども達と文化の違いを痛感して戸惑っている大人の様子を、子ども達の方は、じっと、よく見ているように思います。


子ども達を理解するためには、育児雑誌の情報も、ある程度必要でしょう。けれども、恐れることなく、「自分らしく」子どもと関わっていくことが、結局、子供たちに対して、最も説得力があるように思います。

子どもとの関わりに悩むお父さんがたは、まず、子育てに対して、自分に対して、もっと自信を持ってよいのではなか、と番組を見ながら思っていました。
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by math90 | 2006-09-25 00:12 | 教育・子育て理念
これってホメことば?
NHKのみんなの歌で、「これってホメことば?」という歌を聴いて大笑いしてしまいました。

   何気に上手
   フツーにおいしい
   めちゃめちゃやばい
   よくなくない
  
などの言葉を、最近は「ホメことば」として使用している実態を、歌にして、NHKのベテランアナウンサーが熱唱しています。是非、HPから動画をごらんになってみてください。

 HP  http://www.nhk.or.jp/a-room/project/
 歌詞 http://www.nhk.or.jp/a-room/project/p_vol08.html
   

確かに、塾でもよく耳にする言葉です。

時代と共に、言葉も価値観も「変わっていくもの」とは思っています。が、驚くことが多い昨今です。
    
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by math90 | 2006-09-19 23:15 | その他
娘との会話

中3の娘に
「お母さんは、私の言うことの三分の一くらいしか聞いていない!」
といわれました。

日頃、私の言うことの四分の一も聞いていないであろうと思われる娘から、そのようなことを言われたくありません!!

うるさいくらい、何でもよく話してくれた小学生の頃と違って、あまり多くを語らない今の娘の話を、聞かないわけはありません。その少ない言葉から、学校での様子、友達関係などなど、娘を取り巻く状況を、少しでも理解しようと、聞き耳を立てているのが、正直なところです。

娘は、J-POPが好きなので、自然とJ-POPの話が多くなります。ところが、これが難しい。

   「愛のビリーブ」って誰が歌っているの?
   「アクアタイムズ」、「ガラナ」、「風味堂」 どれが曲名?
    MP3、HE-AAC  ???
 
     ※ 「AI」という歌手が歌っている曲が「Believe」
        「ガラナ」が曲名で、他はグループ名
        MP3、HE-AAC は着うたの何からしい・・・


こうしてみると、私は娘の言っていることをキチンと聞いていても、確かに三分の一くらいしか理解できていないのかもしれません・・・
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by math90 | 2006-09-18 11:59 | 教育・子育て理念
生徒との会話

   私 : じゃ、この前の復習します
  生徒 : えー、いやー

   私 : 2次方程式です
  生徒 : さー、知らーん

   私 : まず、問題をノートに書きましょう
  生徒 : あー、だるー

   私 : =0 も忘れないように
  生徒 : えー、うざー

   私 : まず、どうするんだった?
  生徒 : さー、ねむー

   私 : 左辺を因数分解するんだったよね。
  生徒 : あー、きもー  
         ・
         ・
         ・

中学生との、よくある会話です。出てくる言葉は、否定的な言葉ばかり、敬語はもちろん愛想すらありません。ただ、言葉の割りには、ノートではキチンと取り組んでいます。

さて、こんな時、

人生の先輩として、言葉の使い方を厳しく指導するか。
数学はキチンとできているのでスルーするか。
こちらの問いかけに反応しているだけで、よしとするか。
「反抗期」として、ほほえましく見守るか。

あなたなら、どうします?
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by math90 | 2006-09-11 22:50 | 教育・子育て理念
子どもを「自立させる」とは


子どもを「自立させる」とは、どういうことでしょうか。

親が、ヘリコプター・ペアレンツにならなければよいのでしょうか。子どもに一人暮らしをさせていれば、子どもを「自立させた」ことになるでしょうか。そう簡単なことではないと思います。

親が子どもに無関心になることも、単に干渉しないだけの関係になることも、子どもの行動を無条件に容認することも、「自立させる」ことではないと思います。


自分で判断し、行動し、自分で結果を受け止めることは、自立にむけてのスタートでしょう。それに加え、「自立」のためにとても大切なことは、他人とキチンとかかわれるかどうか、と思います。

本当に自立している人ほど、人は一人で生きているのではないことを知っているように思います。

そこから、他人に対する感謝が生まれ、思いやりが育ち、自然と謙虚さが身に付いてくるのではないでしょうか。この謙虚さが人間としての強さになっていくのではないかと、最近考えるようになりました。



我が家の息子ように、一人暮らしの大学生は、その経済的支援は親に頼っているわけですから、それをキチンと自覚することも、自立への大きなステップと思います。

親に連絡をしないことが「自立」ではありません。おりおりの時点で、報告・連絡をしてくるのが「けじめ」と思います。そのような「けじめ」ができて、はじめて「親離れ」ができるのだと思っています。


     ・・・と、息子に懇々と説教したい今日この頃でした・・・
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by math90 | 2006-09-04 23:24 | 教育・子育て理念
ヘリコプター・ペアレンツ

「ヘリコプター・ペアレンツ」とは、常に子どもの上空をヘリコプターのように旋回して、何かトラブルがあればすぐに急降下して世話を焼くという子離れできない親のことだそうです。

特に大学生の親のことで、90年代にアメリカの大学で使われ始めた言葉だそうです。数日前のNHKニュースで話題になりました。今年、大学生になった息子をもつ親としては、興味のある言葉なので調べてみました。

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今アメリカで、大学生にもなった子供に過度に世話をやく新しい世代の親が誕生しているらしいのです。こういう親は、新学期に大学まで出かけ、子供の授業の履修登録の手伝いまでするそうです。子供も子供で、大学のアドバイザーと相談していて、分からないことがあると、直ぐに親の携帯に連絡し、「先生、お母さんと話してください」と言って、その携帯をアドバイザーに差し出す学生もいるとか。さらには、新学期に「子供が今旅行に行ってますので、代わりに履修登録に来ました」と言って大学にやってくる親もいるそうです。  ~中略~
大学側も対策を講じ始めています。専門の職員を配置したり、新しい部署を作って、こういう親からの電話やメールに応対しています。     
                     ( 異文化英語第157回 より )
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確かに、これは行き過ぎと思います。最近は、日本でも似たような状況があり、大学関係者は困惑しているのだそうです。


最近の親子関係は、一時代前とは大きく変化しました。友達感覚で、とても仲が良くなっていると思います。

私の友人でも、仲の良い親子がたくさんいます。女の子の場合は、親子で買い物や旅行など、一緒に出かける機会も多いそうです。その延長として、大学のオープンキャンパスや説明会にも、親子で一緒に出向くとか、模試や予備校の申し込み、入試関係の手続きも親がしてあげるということになるようです。

ヘリコプターになってしまう親は、特に甘やかしているという意識ではなく、自然な友達感覚のまま、なってしまうように思います。

もちろん、仲の良い親子でも、ヘリコプターにはならない方もたくさんいらっしゃいますし、親子で仲が良いことは、決して悪いことではないと思います。ただ、それだけに、「自立」に関しては、これまで以上に強い意識が必要なのかもしれません。

一時代前には、大家族や地域の人間関係の中で、子育ては親だけの仕事ではありませんでした。「自立に対する自覚」も、社会のなかで、ごく自然に育っていったように思います。

現在は、子育ての中で、親がどこまで手を出すか、如何に子どもを「自立」させ、自分自身も「子離れ」するかを、強く意識していなければ、「自立に対する自覚」すら、育ちにくい社会になってしまったと思います。

ヘリコプター・ペアレンツなどという言葉で揶揄したり、批判したりするのではなく、社会全体の人間関係のバランスを見直すことが先決なのでは、などと思ったりもします。


さて、この春、晴れて大学生となって一人暮らしをはじめた我が家の息子は、すっかり調子にのってステルスモードになってしまいました。おかげで、私は、上空旋回どころか、まったくもって追尾もできない状況です。

とはいえ、息子がステルスモードにならなければ、急降下や手出しはしないものの、私がステルスヘリコプターになり、いつまでも上空を旋回していたいという願望は、正直、確かにありましたから、えらそうなことはいえませんね。

「親離れ」「子離れ」は、私の子育てにとって、今だに試行錯誤の、大きな、難しいテーマです。
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by math90 | 2006-09-02 12:42 | 教育・子育て理念