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中学入試、カウントダウン
首都圏の中学入試まであと3ヶ月になりました。関西圏は1月14日スタートなので、すでに80日を切っています。受験生はもとより、支えている周囲も、一番きつい時期かと思います。 特に、母親にかかるプレッシャーは大きなものがあります。12才の子供にこれほどの勉強をさせて良かったのか、志望校選定は間違いなかったのか、もし残念な結果だったら、などなど悩みや、不安、迷いの毎日でしょう。 けれども、中学受験を通して、子供の意外な強さを発見したり、ひたむきな子供の姿に感動したり、家族の協力を再確認したりと、これまででは見えなかったことが見えるようになったりもします。あと、少しですので頑張ってください。 さて、この時期は、塾のテストや模試で、偏差値や順位が動く時期です。志望校の傾向にあわせていると、一般的なテストや模試の得点が取れなくなることもあります。志望校の傾向とは異なる問題ができなくても気にする必要はありません。模試は、模試です。結果に振り回されることなく、淡々とやるべきことをすることが大切と思います。 算数の学習として注意したいのは、過去問の扱いです。過去問は実物を使いましょう。実物の解答用紙に慣れておくことは必須です。説明会等で、実際の過去問を販売していると思います。赤本の付録にあるものは縮小してあるので、原寸大にして使用したほうが良いと思います。 算数では、余白の使い方が大きなポイントになります。問題の行間の狭い余白を使う生徒も多いのですが、他の問題と混同しやすく、計算ミス、転記ミスの原因になります。いかに、わかりやすく途中の計算をメモしておくかが、勝敗を分けると言っても良いかもしれません。原寸大で、シミュレーションしておくことが大切です。 1点で合否を分ける入試ではありますが、入試では100点をとる必要はありません。テストを「どう受けるか」を研究し、算数の目標点を定め、自分なりの合格スタイルを子供にイメージさせることも大切と思います。
by math90
| 2005-10-31 19:02
| 中学受験の算数
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